㈲チベット工務店広報部

皆さんこんばんは、最近更新をサボりだしたﾁﾍﾞｽﾅです、
まあ、なんといいますか。自分はサバゲー等をやってないので(エアガンすら所持してない)
サバゲーの話題とか無いんですよね。
エアガンあればそれなりにいじくり回せば記事を書けるかと思いますが…
そんなわけで昔にあった米軍の特技兵階級について話したいと思います
え？今も四等特技兵あるじゃん
と思った方、昔は特技兵ってジャンルの階級があった時は6種類もあったんですよ。

特技兵について
所で、4等特技兵って皆さん言いますか？私もその訳し方を使っています、でもなんで4等？と思った方、米軍の給与格付がE-4だからです。
英語ではspecialist4 て書きます。SP4とかSPCって訳される奴です、
言っておきますが伍長と同格なので、4等とか書いてありますが、PFCより上ですよ？
通信や対戦車等色々な特殊な訓練が必要になる兵種に多くいます
特技兵階級のファティーグはなんだかんだ言って使い勝手が良いです。

どんな種類の特技兵階級があるのか

1955年から1959年まで使われた特技兵の階級と呼び名を上位から簡単に説明します()内は同じくらいに相当する階級です

master specialist　(SFC)　略称MSP　
7等特技兵なんて言われていたりします、SP4の階級章上部にアークが三本あり、主に衛生関係の職についていました、



specialist 1ｓｔ class　(SSG)　略称SP1
6等特技兵なんて言われています、階級章上部アークは2本です　主に衛生関係の職種につきました、
写真は1967年に名誉勲章を受章したSP6(後述)のローレンス・ジョエル氏です


specialist 2nd class　(SGT)　略称SP2
5等特技兵とか言われる階級です、階級上部アークが1本あり、こちらはヘリ乗員や事務処理等色々な職種にいます



specialist 3nd class (CPL) 略称SP3
こちらが良く言われる4等特技兵です


あっ、おい待てぇい(江戸っ子)
英語と翻訳が全くかみ合ってないゾ！

そう、この話には続きがあるんです、SP1の解説に出ていたジョエル氏の括弧つきの後述(意味深)が鍵なのですが
特技兵階級、1959年に上位二つが編入して名前が変わります(うっわ…めんどくせぇ…)
こちらの呼び方が定着しているため日本では一般的に59年度版階級を翻訳して呼ばれています、
今回も先程と同じ様に上位から書いていきます()内は同じぐらいの階級です。

specialist 9　(SGM)　略称SP9
9等特技兵やspec9とか言われたりします
形は画像を見ても解りますが、下部にシェブロンが2本　1959年に採用68年廃止


specialist8　(MSG)　略称SP8
8等特技兵とかspec8などと言われる。　下部のシェブロンは1本　59年採用68年廃止

specialist7　(PSG)　略称SP7
先程紹介したmaster specialist と同じ階級です、名前の変更のみ。spec7や7等特技兵等言われる　59年採用78年廃止

specialist6　(SSG)　略称SP6
specialist 1st class と同様、6等特技兵やspec6などと言われる　59年採用85年廃止

specialist5　(STG)　略称SP5
specialist 2nd class 同様、5等特技兵やspec5などと言われる　59年採用85年廃止

specialist4　(CPL)　略称SP4、SPC
specialist 3nd class 同様、4等特技兵やspec4などと呼ばれる　59年採用現在運用中

とまあこんな感じになります、陸軍は59年に9.8等特技兵を階級に盛り込んだため名前が変わりめちゃくちゃややこしくなってます。
4等特技兵より5等特技兵の方が階級的に高いとかなんだかおかしい…
階級の日本語訳って難しいですね。