2020年04月23日
ナム戦で使える車両用アンテナ
こんにちはチベ砂です。今回は車両用のアンテナについて解説します。
ってもアンテナ自体はだいたい3種類です。他にも色々あるっちゃあるけど、ジープなどの車両についているアンテナは基本的に此奴ら。
このアンテナがナム戦で使えるアンテナになります。
話し変わりますけどナム戦で使える○○って言い回し、面白いですよね。
ナム戦じゃないと使えないみたいな言い方だなって。
ナム戦で使える車両アンテナ1.AB-15/GR+MS-116~118/MS-24
ジープのケツに2本から1本垂直に生えていた場合、基本的にコレ。
マッチング可能周波数は20~70Mcぐらい(だった気)アンテナエレメントの本数を変えて周波数をマッチングさせます。必ず車体にラジアルを取ります。
GRC-3~8世代のもので朝鮮あたりから有ったようなんだけどもその辺りは知らん。
端子はいわゆるUHFコネクタ(Mコネのユニファイねじ規格)普通のMコネも物によってはぶち込めるけれど、基本的にGNDがガタガタになってSWRがずっこけるのでおすすめはしません。
秋月でUHFコネ変換は安く売っているし、無線機から伸びるケーブルはBNCコネなので、変換使いましょう。マニュアルだと基本的にケーブルCG-530/Uと変換端子UG-273/Uを使います。
結構古いものですが、80年代のRT-246/VRCやRT-524/VRCなどを使うAN/VRC-12系統でもちゃっかり補助受信機R-442/VRC用のアンテナで利用されています。息が長いですが、流石にSWRがある程度無視できる真空管世代と違って高出力なトランジスタ無線機だと発信用のアンテナにはできないみたいです。
ナム戦で使える車両アンテナ2.AS-1729アンテナ
マウントの画像だけで申し訳無い。これしか持ってないので。
このアンテナはAN/VRC-12系列が開発され配備さえ始めたあたりからの採用品でNSNナンバ取得が61年だか60年の品です。見てくれ的に凄く最近に配備され、ハンビーとかについていそうなアンテナだけどね。
というか、先進的な見た目をしているアンテナはコレだけ。
アンテナエレメントは2分割されており、下部エレメントAS-1730/VRCと上部エレメントAT-1095/VRCを画像のマウントであるMX-6707/VRCに差し込み使います、マウントの根元がバネになっていて、折り曲げて高さを低くする事ができ、M151トラックとかに接続されている事が多いアレですね。
周波数帯は30~76Mcをカバーします。
さて、この周波数帯を見て、え?って思った人もいるかもしれません。エレメント交換しないでこんな広帯域カバーできるアンテナあんの!?みたいな...
秘密はこのケツにあるスイッチと接点がいっぱいついた端子、
内部にあるマッチングコイルで周波数帯をマッチングさせています。ケツのスイッチを時計回りにひねる事によって飛ばしたい電波の周波数にアンテナをマッチングさせSWRを下げているんですね。
もう一個あるいっぱい接点がついた端子はRT-246/VRCやRT-524/VRCからCX-4722/VRCケーブルを接続することによって、自動的にマッチングをとることもできます。
PRC-25や77につけられるマウントみたいなアンプ(名前わすれた)もこのアンテナを使用する事が指定されています。
ナム戦で使える車両アンテナ3.AT-912アンテナ
画像は拾いもの
これもVRC-12系で開発されたアンテナであり、AS-1729アンテナの親に当るアンテナ、
でっかいマッチングユニットのMX-2799/VRCとアンテナベースAB-719/VRC、エレメントAT-1096、AT-1095を差し込みます。このアンテナは、手動でマッチングを変換するスイッチはなく、CX-4722/VRCケーブルの接続端子しか有りません。マッチングユニットを縦横どちらか選んで接続する事ができ、アンテナエレメントはバネで立ち上がっているため、折り曲げる事ができます。
だいたいこの3種類がナム戦で使える車載アンテナ
それ以外は基本的に受信用アンテナになって送信できなかったり(したら最悪壊れる)マニュアル的に予備部品扱いで普通に支給されなかったりします。
ってもアンテナ自体はだいたい3種類です。他にも色々あるっちゃあるけど、ジープなどの車両についているアンテナは基本的に此奴ら。
このアンテナがナム戦で使えるアンテナになります。
話し変わりますけどナム戦で使える○○って言い回し、面白いですよね。
ナム戦じゃないと使えないみたいな言い方だなって。
ナム戦で使える車両アンテナ1.AB-15/GR+MS-116~118/MS-24
ジープのケツに2本から1本垂直に生えていた場合、基本的にコレ。
マッチング可能周波数は20~70Mcぐらい(だった気)アンテナエレメントの本数を変えて周波数をマッチングさせます。必ず車体にラジアルを取ります。
GRC-3~8世代のもので朝鮮あたりから有ったようなんだけどもその辺りは知らん。
端子はいわゆるUHFコネクタ(Mコネのユニファイねじ規格)普通のMコネも物によってはぶち込めるけれど、基本的にGNDがガタガタになってSWRがずっこけるのでおすすめはしません。
秋月でUHFコネ変換は安く売っているし、無線機から伸びるケーブルはBNCコネなので、変換使いましょう。マニュアルだと基本的にケーブルCG-530/Uと変換端子UG-273/Uを使います。
結構古いものですが、80年代のRT-246/VRCやRT-524/VRCなどを使うAN/VRC-12系統でもちゃっかり補助受信機R-442/VRC用のアンテナで利用されています。息が長いですが、流石にSWRがある程度無視できる真空管世代と違って高出力なトランジスタ無線機だと発信用のアンテナにはできないみたいです。
ナム戦で使える車両アンテナ2.AS-1729アンテナ
マウントの画像だけで申し訳無い。これしか持ってないので。
このアンテナはAN/VRC-12系列が開発され配備さえ始めたあたりからの採用品でNSNナンバ取得が61年だか60年の品です。見てくれ的に凄く最近に配備され、ハンビーとかについていそうなアンテナだけどね。
というか、先進的な見た目をしているアンテナはコレだけ。
アンテナエレメントは2分割されており、下部エレメントAS-1730/VRCと上部エレメントAT-1095/VRCを画像のマウントであるMX-6707/VRCに差し込み使います、マウントの根元がバネになっていて、折り曲げて高さを低くする事ができ、M151トラックとかに接続されている事が多いアレですね。
周波数帯は30~76Mcをカバーします。
さて、この周波数帯を見て、え?って思った人もいるかもしれません。エレメント交換しないでこんな広帯域カバーできるアンテナあんの!?みたいな...
秘密はこのケツにあるスイッチと接点がいっぱいついた端子、
内部にあるマッチングコイルで周波数帯をマッチングさせています。ケツのスイッチを時計回りにひねる事によって飛ばしたい電波の周波数にアンテナをマッチングさせSWRを下げているんですね。
もう一個あるいっぱい接点がついた端子はRT-246/VRCやRT-524/VRCからCX-4722/VRCケーブルを接続することによって、自動的にマッチングをとることもできます。
PRC-25や77につけられるマウントみたいなアンプ(名前わすれた)もこのアンテナを使用する事が指定されています。
ナム戦で使える車両アンテナ3.AT-912アンテナ
画像は拾いもの
これもVRC-12系で開発されたアンテナであり、AS-1729アンテナの親に当るアンテナ、
でっかいマッチングユニットのMX-2799/VRCとアンテナベースAB-719/VRC、エレメントAT-1096、AT-1095を差し込みます。このアンテナは、手動でマッチングを変換するスイッチはなく、CX-4722/VRCケーブルの接続端子しか有りません。マッチングユニットを縦横どちらか選んで接続する事ができ、アンテナエレメントはバネで立ち上がっているため、折り曲げる事ができます。
だいたいこの3種類がナム戦で使える車載アンテナ
それ以外は基本的に受信用アンテナになって送信できなかったり(したら最悪壊れる)マニュアル的に予備部品扱いで普通に支給されなかったりします。