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Posted by ミリタリーブログ at

2016年12月22日

U-138/U→3.5mmプラグアダプタの制作

こんばんは、
最近新しいパソコン(FMV)を購入したチベスナです(どうでもいい報告)
VISTAの古いパソコン使っていたのですが、窓10に鞍替えするとなんだか浦島太郎みたいな気分ですね。
てかノートパソコンなのに、HDDが昔使っていた機種の10倍あるってどんな情報入れればいいんですかね…
Dドライブってもう無いんですね…
どうでも良いことですが、私は昔のパソコンではPCの側面にイヤホン用3.5mmジャックとマイク用3.5mmジャックが存在していたており二股ジャックを制作し使用していました。
今の世の中ではほぼ4極ステレオミニプラグ用ジャックのみになってるんですよね。そこで、私がスカイプやLINE通話用に使用していたデビットクラークのインターホン(ヘリパイが使ってる緑のやつ)はU-138/U→3.5mmのモノラル×2コネクタ使用していたので、この新品パソコンでデビットクラークやH-189/GRを使うことができなくなってしまいました。(そもそも使うもんじゃない)

仕方無いので4極3.5mmジャック型U-183/Uアジャスターを制作しましょう。

今回用意したもの
4極の3.5mmステレオミニプラグ (800円)
4極の車電子工作用ケーブル   (600円ぐらい?)
U-183/U                (ヤフオクで1500円)
そこらに有った熱吸着チューブ  Φ2mmとΦ5mmとΦ15mmぐらい

こんな感じ、アマゾンでそろえたのですが、ミニプラグが800円もしたのはちょっと痛い…金メッキのオーディオ用プラグだったらしいのですが、カーボンマイクなんかで聞くので金メッキなんて必要無いんだよな…とりあえず4極がそれしかなかったから仕方ないのだけれども…なんかなぁ
ケーブルも1m72円のやつアマゾンに有ったのですが、送料が600円もしたので車用にしました。たぶん秋葉原とかいけばもっと安く手に入るので、この値段は全く参考にしなくていいですw

作る前に
え~、これから結構めんどくさい話になります、なんと、4極のプラグには二つの規格が存在するのです。
しかも、混在してます、古いXperiaと今のiPhoneは規格が違うんですよ!規格が違うものを差し込むと最悪の場合破損するので注意しましょう。ま、たぶん破損というより使用できないって感じかな?


ちなみにこんな感じの配線になります、マイクとグラウンドが逆になっているのです。
今はほとんどがCTIA規格で作られているそうなので、私のFMVもきっとCTIAでしょう。ってことで配線しました

3.5mmステレオミニプラグにつなげる
これは別段難しい作業ではありません、わかりにくいクソみたいな私の作った図を参考に配線してください。
3.5mmステレオミニプラグは4極ではんだ付けが大変です。ハッコーのDASHなど、細かい作業ができるはんだこてがおすすめです。私はプレストを使ったので大変な作業でした。DASHの最新版安いし買おうかな
先につける所にはんだメッキをしてからはんだ付けするとうまくいきます、また、端子への配線ははんだ付けするべき側から見て右側(マイク スピーカL スピーカR GND)の順にはんだ付けするとはんだ付けしやすいです。

因みに、ステレオ出力の端子を強制的にモノラル化するため、R極とL極の電位差により逆流が発生し、接続するアンプなどが壊れる可能性が非常に少ないですが有ることは有ります、
極端な話では、片方の端子、LかRにだけ電位差があった時、(要はステレオイヤフォンでいう片側しか聞こえない時)
全てがスピーカに流れず、半分以上が無音のほうの端子に逆流します。
そのために、抵抗をつけ、電圧は抵抗が少ない方へ流れようとする性質を利用します。



念を入れて、600~1200Ωの抵抗をつけてあげましょう、そうすることにより確実にLとRで出力した電位差がミックスされ、モノラルでいうところのチップに出力されます。今回は図には600Ωと書きましたが手元に1kΩの抵抗がちょうど二つあったので、そちらにしました。









こんな感じに接続します。下手くそですが、テスターで調べたところ、短絡も断線もなかったので別に音質とか気にするヘッドセットじゃないし良いや。(投げやり)
ホットボンドで固定してから吸着チューブで絶縁しましょう。また、プラグのカバーを入れ忘れないようにしてください。

U-138/Uへの接続
前にある見にくいクソ雑な説明に準拠してはんだ付けしてください。
まず、U-138/Uの中古品だった場合ははんだ滓をスッポンか吸い取り線で取り除してください。
どうでも良いことですが卓上小型バイスとか有ると作業がめっちゃ楽になりますよね。
はんだ除去は完璧でなくて良いです、スッポンだったら一回やって、残ったのは放置で問題ありません。

次にA端子とC端子にリード線をつけます、U-229/UはGNDがスピーカ用(A)とマイク用(C)で二つになっています、
CTIAではGNDはマイクとスピーカ二つを一つでカバーします、そのためにリード線をつけましょう。まぁ、H-250/UやH-189/GR等ハンドセットは内部でAとCが接続されてるのでやらなくてもなんとかなるといえばなんとかなりますが、物によっては無かったりするのでつけておいて損は無いです。画像が見にくい?
しらんよ…


最後にAにGND、BにスピーカLとRを接続。コツは両方の接続場所にはんだを先にしみこませてから接続するとうまく行きやすいです。
ハンドセットはスピーカがひとつしか無いので、モノラル接続になります。
残ったマイクをDに接続して熱吸着チューブかなんかで形を整えましょう(熱吸着チューブつける前の写真撮り忘れた)


(完成図、恵まれた3.5mm端子に付いたクソみたいな端子が映えるアジャスターである)



ジャンク品をヤフオクで手に入れ、修理した(アンプまで直したとは言ってない)デビットクラークH10-56を装着、
そもそも、こいつの純正端子はU-174/Uなのですが、在庫と汎用性の関係でU-229B/Uに変更しています。


作ってわかったことってか、追伸
ごくごく普通にLINE通話やスカイプ、音声入力は使用できました、たぶん特小でも使えます、
使ったこと無いからわからないけど
でもさ。最近知ったんだけども、今のパソコンってヘッドセットやマイク無くても普通にパソコン本体のスピーカで通話できるんですね

作った意味















  

Posted by チベットの狐 at 02:00Comments(0)軍用無線機部品コネクター 端子